先日の件について。
いろんな意見を目に耳にした上で、俺個人の立場をきちんと整理し、明確にするものとしてこれを書いている。
多くの人が、お酒の失敗なんてあって当たり前、それでこそバンドマンだ。みたいなこと言うけど、俺はそうじゃないと思う。
自分もお酒での失敗はたくさんしてきたし、それを棚にあげるつもりではないけど、今回の件は本当に許されないことをしたと思っている。
自分が主催の日に、出演することもできず、その場から逃げ出し、次の日のライブも出演できなかった。それによってたくさんの人に心配と迷惑をかけた。
それはみんなが言うようなお酒の失敗と同じだろうか?
世間一般が言うような、ただ酔っ払ってライブできなくなりました、てへっ で済むような話じゃない。
もっと怖いのはお酒を飲みすぎたってことが問題の本質ではないこと。
それについてはジョーさんのツイッターにもある通り、明確な原因があったわけではないが、日々の積み重ねで気づかないうちにメンタルがやられていたことや、これまで抱え込んでいたものが爆発した。
これでは現状、問題の解決をした上でライブができる状況はつくれないし、次にまた同じことをする可能性がゼロじゃない。
だからこんな状況でこの4人でライブなんて本当にしたくない。
と最後まで俺は反対した。
でも父親に 短気は損気だからね。と言われたことが頭の中を駆け巡った。
それはもちろん怒るなってことじゃなくて、いろんな可能性も視野もそこらへんに転がってる。それを短気が原因で狭めてしまうのはもったいないってことだと思う。
自分のこの怒りで自分だけじゃなくバンドの可能性を閉ざしてしまうのが嫌でこの選択をした。
Tequeolo Caliqueoloのますみさんが、かっこいい音楽やってんなら全然問題ないって言っていた。
それはその通りだと思うから見てくれる人にはそれが最大限伝わるようにしていこうと思う。
しかしこれは人間としてやったことへの取り返しも大きく含まれてる。
これは泥水すすってでも、どんな目で見られてもいいと思う覚悟があれば絶対できる。
だから決まってるライブ全部全力でやる。
その先にしかなにもわからないと思った。
その結果どうなるかは本当にわからない。
だからこれから見ていてほしい。